水ぶくれを伴う赤い発疹が主に肋骨に沿って出現する皮膚の疾患です。
強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続きます。
何故なるの?
- 子供の頃に発症した水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏感染します。
- みずぼうそうが治った後も体内に潜んでおり、普段は免疫力によって抑えられています。
- 加齢・ストレス・疲労などで免疫力が低下した際に「帯状疱疹」として発症します。
特徴は?
- 80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。
- 50歳以上はの方は長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
- 顔面に発症すると目や耳の神経を傷つけ視力低下・難聴を合併することがあります。
2種類のワクチンがあります
- 生ワクチン
- 不活化ワクチン
*接種対応年齢は50歳以上です。
不活化ワクチンは長期予防効果があります
当院ではどちらかお選びいただけます(要予約) 詳しくは医師にご相談ください。
また、日頃からの体調管理を心掛け、免疫を低下させないことも大切です。