2022年6月1日より減感作療法開始します。
減感作療法とは
減感作療法とはアレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげたり、根本的な体質改善が期待できる治療法です。(舌下免疫療法による)
原因となるアレルゲンを用いて行う治療法のため、原因となるアレルゲンを確定する採血検査を行い
確定診断後、治療開始となります。
お子様でも治療可能です。
従来の内服薬などの対処療法と異なり眠くならない画期的な治療法です。
どんなアレルギーに効くか
スギ花粉症とダニ(ヤケヒョウヒダニ・コナヒョウヒダニ)によるアレルギー性鼻炎が対象となります。
*現時点では上記2種類の舌下免疫療法が保険適用となります。
舌下免疫療法の治療内容
★スギ花粉治療★
★ダニによるアレルギー性鼻炎治療★
治療薬を舌の下に置き、1分間保持した後飲み込みます。
その後5分間はうがい・飲食を控えます。
毎日1回1錠の服用が必要となりますが、初回投与のみ医師の元で服用指導を受けた後はご自宅での服用となります。
アレルゲンの投与量を少量から始め、徐々に増やしていきますが服用錠数はずっと1錠です。
治療は長期間(3~5年)かかります。
治療開始時期・効果発現
・スギ花粉症→ 今年6月から開始 → 来年のスギ花粉飛散シーズンから効果が期待されます。
・ダニによるアレルギー性鼻炎 → いつからでも可能 → 数ヵ月後から効果が期待されます。
年単位で治療継続することにより最大の効果が得られると考えられます。
副作用
主な副作用 ・口の中の浮腫、腫れ、かゆみ、不快感、異常感 ・唇の腫れ
・喉の刺激感、不快感 ・耳のかゆみ など
重大な副作用 ・ショック ・アナフィラキシー
*重大な副作用に備えるため順天堂大学医学部付属浦安病院を緊急時協力医療機関として
登録しています。